暇つぶし

<ホルイル小咄>

「俺、は、」
「うん?」
「俺、は、きっと俺じゃない、何か、もっと違う、何かだったんだ」
「そうか」
「俺じゃないけど、でも、ううん、スタンドではあった」
「うん」
「スタンド、そう、鏡があって、俺は逃げた先からも逃げなくちゃ」
「イルーゾォ」
「見えるんだ、みんな、俺、俺は人じゃなかった」
「イルーゾォ、」
「俺は、きっと、そう、猫だった、首が苦しかったもの」
「……大丈夫だよ」
 彼は二人ぼっちで一人、鏡の国に閉じこもったアリス。

</ホルイル小咄>

不安定なイルーゾォを書こうとして失敗。
ただの電波な人になってお終い。
ていうか、これホルイルじゃなくない?笑

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